七五三祝い・男児の装い

爽やかな秋晴れが続き、七五三祝いお詣りには最適な季節になりました。

男児祝いの装いを紹介します。

男児の七五三祝いは、3才、5才でされるようです。

特に、5才でお祝いをされる方が多いですね。

四つ身の着物に羽織・袴を着装します。

羽織には五つの家紋を付けます。

(本来、キモノにも家紋を付けますが、隠れてしまうので省略される方が多いです)

〈お手持ちのお宮参り着物をご利用の場合〉

広口袖になっているお宮参り着物に、袖丸みと肩・身縫い上げをします。

そして、袴を着装したら羽織又は陣羽織を着ます。

ここでは陣羽織を紹介しています。

(男の場合は、袴には羽織か陣羽織などの上着を着るのが正装です)

次は、お宮参り着物に男児用被布の装いです。

男児用被布は極稀な装いです。

この場合は、袴なしで被布のみの装いとなります。

5才でお宮参りの着物をご使用の時は、

お子様の体格が特に大きい人は4才でお祝いをされることをお勧めします。

(5才で太めの方には、お宮参りの着物は包まりにくいと思います)

お子様の思い出を大切にしていきたいものです。