お店の紹介

春には新芽が吹き出し、レンゲやタンポポの花が咲き、秋には澄みわたる空気の中で紅葉がはじまり、落ち葉の色、そして冬景色へと・・・このような色彩（四季彩）を、春めいた色・秋めいた色などといい、人はだれでも素直に受け入れることができる感覚です。 そして絹は繭から取り出され、蚕がサナギから成虫の蛾になる期間、湿度・温度や通気性など最高に調整された空間をつくっているものです。 この様に大自然からの恵みを存分に受け、経験と卓越した技をもった職人が、織り・染めを文様で表現してつくらた衣(きもの)を日本和裁師がお客様の体型に合わせて、一針一針愛情を込めて縫いあげます。 「きし呉服店で買ったきものを着ると、やさしく、心豊かな気分になる様です」と皆様から言われるようなきもの創りにこれからもなお一層努力していきたいと思います。

特選呉服　きし　　岸　健一