夏の襦袢について

梅雨も峠を越し、夏本番間近といってもいいのでしょうか?

空を見上げると梅雨空真っ只中といたところでしょうか・・・。

うっとうしい時期にきものを着るときは、下着・襦袢はサラリとしたものを着たいものですね。

今回は、襦袢についてご紹介します。

紋紗襦袢地

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、正絹紋紗襦袢地です。わずかなシャリ感が心地よく、

おしゃれから正装まで適応できる高級襦袢です。

地紋もとても素敵ですね。

絽襦袢地

 

 

 

 

 

 

 

 

変わり絽生地になった、さらっとしてやわらかな正絹襦袢です。

この生地もおしゃれから正装まで使えます。

小千谷本麻襦袢地

 

 

 

 

 

 

 

 

絽目になった小千谷ちぢみの本麻襦袢地です。

麻のキモノや塩沢絣・生つむぎなどのハリのあるキモノには良く馴染みます。

しわにはなりますが、水洗いが可能で、気持ちよい涼しさは抜群です。

なにせ、天然の植物繊維ですから・・・。

ポリエステル絽ちぢみ襦袢地

 

 

 

 

 

 

 

 

ポリエステル素材の中ではとても着心地の良いサラリとした襦袢です。

着用後のお手入れが簡単で、ネットに入れて洗濯機でも可能です。

用途に応じて使い分けられたら良いかと思います。

 

これら夏襦袢地は、冬用の半襟をつけて4月ごろの袷のきものから着用でき、

夏半襟を付けてヒトエからうすもの(盛夏)まで切ることが出来ます。

暑い時期のスカッとした着物姿は、周りの人にも涼風を感じさせ

最高のおしゃれだと思います!