母が生前車椅子が必要になり、帯の着用が難しくなっても
着物が着たいという思いから作った”二部式キモノ”を紹介します。
大島の着物を”二部式キモノ”にリフォームしました。
着用した時の全体像です。
上着は、右手のところでリボン風に結んでいます。
最初にバラバラに解いて洗い張りをしてから作りました。
袖丈も短く動きやすいようにしました。
紐で留めるために、少々体型が変わっても融通がききます。
下部は腰巻風です。
衽、前身、後ろ身と着物と同じ様に仕立てて、八掛も付けます。
二部式の着物は、紐で留めるだけだから
身体の動きが少々不自由になられた方でも
楽に着られ、着用時にも全く身体に負担がありません。
たとえ車椅子使用になっても着物が着たいという方にはとてもお勧めです。
お手持ちの着物からのリフォームとして考えてみたらいかがですか?